【脱初心者向け】作曲のためのコード進行5選

こんにちは!ボイストレーナーの野崎です!

この記事をご覧になっている皆様は作曲に少しずつ慣れてきた頃だと思います!

それと同時に少しずつ悩んできていることだと思います!そんなあなた方のために本日はⅣから始まるコード進行を5つご紹介していきたいと思います!それでは本題にいってみましょう!

例のコード進行はKeyCです!

Ⅳ-Ⅲ7-Ⅵm7-Ⅰ進行

安定感と緊張感のバランスが取れた進行です!Ⅲ7がより情熱的な雰囲気を生み出し、王道進行の「Ⅳ-Ⅴ-Ⅲm-Ⅵm」から少し現代よりにアレンジされたコード進行ですね!全体として、穏やかで感動的な響きを持っています。シティポップ系のジャンルによく用いられるコード進行です!

F-E7-Am7-C7

代表曲:「丸の内サディスティック」椎名林檎、「夜に駆ける」YOASOBI

Ⅳ-Ⅴ-#Vdim7-Ⅵm7 進行

しっとりとしたメロディと深い感情を表現できます!先ほどのコード進行よりもより裏切られた感の出せるコード進行ですね!独特の緊張感を与え、哀愁や切なさを強調し、曲全体に深い感情を生み出します!このような技法を「パッシングディミニッシュ」と言ったりもします!

F-G-G#dim7-Am7

代表曲:「さよならエレジー」菅田将暉、「紅蓮華」Lisa

Ⅳ-Ⅲm-Ⅱm7-Ⅱm7/Ⅴ 進行

悲しみや哀愁、深い感情を表現できます!どんどんと下降していき最後は分数コードでおしゃれに聴かせましょう!また「Ⅱm7-Ⅱm7/Ⅴ」の進行はツーファイブと同じ働きをしており、「強進行」とも呼ばれることがあります!

F-Em7-Dm7-Dm7/G

代表曲:「TSUNAMI」サザンオールスターズ

Ⅳ-Ⅴ-♭Ⅵ-♭Ⅶm7-Ⅰ進行

情緒的でドラマチックな雰囲気を出せます!♭Ⅵへの転調は裏切り感を演出することができます!その後、♭Ⅶm7への移行で深い哀愁や感傷を感じさせ、最後にⅠへ戻ることで解決感をより感じさせることができます!この技法を「モーダルインターチェンジ」と呼びます!

F-G-A♭-B♭-C

代表曲:「明日晴れるかな」桑田佳祐、「終わりなき旅」Mr.Children

Ⅳ-Ⅳm-Ⅰ進行

温かで感動的な雰囲気を持つコード進行です!ⅣからⅣmへの移行で切なさが加わります。Ⅰへの戻りは、ドミナントモーション(Ⅴ-Ⅰ)よりも穏やかで心地よい解決をもたらします。この進行は切ないメロディと歌詞につけるよマッチします!この技法を「サブドミナントマイナー」と呼びます!

F-Fm-C

代表曲:「夏色」ゆず

まとめ

本日はⅣからのコード進行のご紹介でした!

もう少し深堀していくと三代借用和音の「セカンダリードミナント」「モーダルインターチェンジ」「裏コード」や一般的にメロディとコードで当ててはいけない音である「アヴォイド・ノート」についても取り扱っていきたいと思います!

最終的には「転調」なども含めて作曲に関する手助けができればと思います!本日ご紹介したコード進行をいつも作曲している楽曲に用いてみると少し違った印象に聴こえてくるかと思います!

そしてこのコード進行に囚われすぎずたくさんの組み合わせで作ってみるのも面白いと思います!ぜひ実践してみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました